【登山に必要・不要なモノ】念願のウルル登山に挑戦!

オーストラリア

最後の登山チェック(昨日から通算6回目)

いよいよ、最後の登山チェックです。昨日からの思い出が走馬灯のようにwww
登山がダメなら、2回目のマラウォークとなる為バスを降ります。登山口には相変わらず人は沢山いました(紛らわしい)
麓にある風速計は、今朝よりもクルクル回っている気がしました。

完全にオワタ… けど、やれる事はやった!笑顔で帰ろう…(ToT)/~

登れない私達を見て気の毒そうなガイドさんが「き、気を取り直してマラウォークに…」
と言った瞬間、レンジャーが歩いて来て【ウルルに登らないで】看板についている鍵を外し、看板内の文章が見えるように開きました。
「その時は何してるんだろうな~」「ガイドブックで見た看板ここにあったんだ~」とレンジャーを横目にマラウォークに向かおうとしていました。

するとガイドさんが「みなさん!!登れるようです。ゲートが開きますよ!」と興奮気味に教えてくれました!諦めかけた瞬間から一転の登山OKに、驚きと嬉しさで手が震えました。
湧き上がる歓声と共に、一気にウルル登山口になだれ込む人々…
やっと、いよいよ!? 憧れのウルル登山開始です!

鎖の始まりまで

興奮で震える手足で、ウルルに一歩踏み出しました。
見上げると「鎖の始まり」まで結構遠い上、かなり急… ガイドさんが言っていたように鎖まで行くのにも勇気が必要です。
必死にウルルにしがみつき、上や下を見ずにひたすら登ります(ここが一番怖かったかも)

▲赤丸部分から鎖が始まります。傾斜がスゴイ!
▲太陽に照らされるウルルの山肌

無理は禁物ですが、鎖までは余り休まず一気に進む方がオススメです。
上下を見ると怖くて動けなくなりますし、つかまる場所も無いのでバランスを崩すと転げ落ちてしまうかもれません!(実際、鎖まで行けない方も沢山いました)
鎖の始まりまでは、写真を撮ったり、景色を悠長に堪能する事は難しいかと思います。無心で進むのみです!

登山!?岩登り!!

ツアー時間の大半を使ってからの登山OKの為、登山時間は1時間位でした。
(サンライズ後すぐ登れる場合は、3~4時間位は登山に時間が使えるそうです)
「1時間では、どんな健脚でもウルルの山頂までは行けないだろう」とガイドさんに言われていましたので、行ける所まで行くという自分への挑戦的スタイルで登りました。


鎖までやっとの思いで辿り着き、一息つく為ウルルに座ります。そこからの景色!
マウント・オルガ(カタ・ジュタ)が正面に見えます!!
登れたからこそ見られる絶景!頑張ってココまで来て良かった!!ってまだ少ししか登ってないけどwww

傾斜角度47度…尋常じゃない位心臓がバクバクしました。
ウルル行きを決めてから3ヶ月、毎日階段移動を心がけていましたが、そんな程度の運動では甘かった(^o^;)
ちょっと登っては休憩ってのを繰り返しながら、少しずつ登っていきます。
中には、鎖を使わず登っていたり、乳飲み子を背負って登っていたりと目を疑う人も多々いましたが…

座って休憩をしていると、上からペットボトル(丸々入っている奴)が落ちてきて、麓に真っ逆さま…
落ちたら完全にアウトです… ガイドさんの注意事項を肌で実感し、恐怖がムクムクと大きくなっていきます。上を見上げても鎖の終わりも見えず、あともう少し登ったとしても見える景色は多分同じ。
集合時間も考えて「5段階中の2」位の位置で引き返す事にしました。
登山確率が低いと言われている中、登れただけで満足でした。有難うウルル…
ツアー参加者の中で健脚のおじさんがいましたが、集合ギリギリに戻ってきていましたが、それでも登頂はできなかったそうです。ウルルの山頂にはエビがいると聞いていて見たかったのですが、健脚ですらダメだったと分かれば更に諦めがつきましたw

集合場所にて、冷たいお茶とおしぼりを頂き、ウルル登山の余韻に他参加者の方々と浸ります…
自分はウルルのあの場所に居たんだな~と、しみじみ…
でも、横から見たら必死に登った割に大して登れてなかった事に気づいたりでしたw

登山に必要なアイテムとは?

◆鎖を使って登るので軍手は必須です。私は100均の軍手でしたが、重宝しました。
◆可能なら登山靴
私は登山も街歩きもできそうなColumbiaの靴を買って行きました。
登山靴を別に持っていくと荷物になるし、多少の雨でも濡れないという事で購入しましたが、今でもお気に入りです。黒を買ったので仕事でも履いてますし、長年痛かった足指のマメもなくなりました!
ただ、1年以上経った今でも靴底にウルルの赤褐色が残っています(洗いましたが)
靴裏を見る度に「ウルルに行ったんだな~」と感慨にふける事が出来ますが、新品の靴が結構ダメージを受け軽くショックでしたwww

◆帽子(飛ばないように紐がついているモノ等)
日が昇ると急に暑くなってくるので、日焼けを気にしながら登山したく無い人は必携。
広めのツバとゴアテック素材で完璧です!登山以外にも野外フェスなどにも使えます♪

◆リュック
斜めがけバックの人もいましたが、登山向きでは無いように思えました。
前屈みで登山するので前にずれてきたバックをいちいち後ろに戻す…の繰り返し。大変そうでした(^o^;)
このリュックの良いところは、底のチャックを開けると、レインカバーが!!突然の雨でも大丈夫です!クッションも背中にフィットするし、両サイドのポケットにはペットボトルを入れたりと登山用に考え抜かれたアイテム!
私は、機内持ち込み荷物用に使っています。

◆ストラップの付いたカメラ
スマホにはストラップを付けていないので、ミラーレス一眼を首から下げて写真を撮りました。
落とさないよう細心の注意が必要です!

逆に要らなかったもの
◆ハエよけネット(これまた100均)… オーストラリアの6月はハエが余りいなかったので不使用
◆サングラス… 景色を見たり、写真を撮る時、外すのが面倒で結局しなかった

上からモノを落とすと事故に繋がりかねないので、余計なモノは持って行かない方が良さそうです。

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